ミスチル新曲「ヒカリノアトリエ」歌詞の「防腐剤」「優しすぎる嘘」は何を意味するのか?

べっぴん 


10月3日より絶賛放送中の「べっぴんさん」。


今回は主題歌の「ヒカリノアトリエ」の歌詞で気になった2つのフレーズについて解釈します。





歌詞


雨上がりの空に七色の虹がかかる
ってそんなに単純じゃない
この夢想家でもそれぐらい分かってる

大量の防腐剤 心の中にしのばせる
晴れた時ばっかじゃない
湿った日が続いても腐らぬように

例えば100万回のうちに
たった一度ある奇跡
下を見てばかりいたら見逃してしまうだろう

さあ 空にかかる虹を今日も信じ
歩き続けよう
優しすぎる嘘で涙を拭いたら
虹はもうそこにある

きっと虹はもうここにある



気になったフレーズ


大量の防腐剤


防腐剤とは・・・


①食品防腐剤・・・食品の賞味期限を延ばしたり、食中毒を防ぐもの

②木材防腐剤・・・木材を使用した家屋や家具に塗装され、長期にわたって腐敗や虫食いなどを防ぐもの



参考サイト:防腐剤の長所と短所について


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通常、防腐剤は食品や木材などに使用されますが

歌詞の3行では「もの」を自分の「心」に置き換えています。


「心が腐る」


努力しても報われなかった時などに、全てに見放されたような気がして

「もうどうでもいいや」

となってしまう事が多いですよね。

いわゆるあれです。


では歌詞の、「心が腐るのを防ぐための防腐剤」とは具体的に何を言うのでしょうか?


自分が思うに、それは


「家族や恋人など、大切な人の笑顔」であったり、


人によっては「気分転換ができる趣味」かなと思います。


つまり心が腐りかけた時に、ちょっと元気をもらったり、嫌な思考を遮る役目をするものが「防腐剤」かなと・・・。

ファンにとって、もしかしたらそれは「ミスチルの曲たち」なのかもしれませんね。



しかし、普段J-POPの歌詞でほとんど聴く事がない「防腐剤」という言葉。

このフレーズを使った桜井さんの言葉選びのセンスには驚きです。




優しすぎる嘘


相手を傷つけたくない時に人は嘘をつきます。

例えば

「この料理おいしいね!」とか

「似合っているね、かわいいよ!」

とか。

これは普通の「優しい嘘」ですよね。

でも歌詞は

「優しすぎる嘘」

もうこの嘘は、多分相手にもバレバレで気付かれていると思うんです。

なぜかというと

優しすぎるから。

でもそう分かっていても嘘をつくし

相手も知らんぷりして受け入れる

つまり

「優しすぎる嘘」=「相手を想うが故に出てくる愛のようなもの」

人生のどん底を味わって落ち込んでいる人に対する思いやり
ではないかと感じました。



雨⑤  




以上気になった2つのフレーズの歌詞についてでした。

これらの印象的なフレーズが曲の中にあるだけで、曲全体の印象が大きく変わりますね。


歌詞全体を見ると、やはり「熊本地震の被災者」に向けた歌詞のような気がしてなりません。

かといってそこに限定したわけでもなく、自分たちの日常にもつながっている素晴らしい歌詞だなぁと思いました。



以上、自分なりの歌詞解釈でした。


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